(出た!ぞうさん、みんなに頼られるポジションをキープしたくて社交的なキャラを演じてる。)
(あれだ、キリン君と並ぶなんて役不足って言いたいんでしょ)
(・・・私なんかに興味ないくせに)
(私なんかを応援するわけないのに・・・)
意識は自分に向いている
うさちゃんほどじゃないにせよ、物事をネガティブに捉える傾向は誰にでもあります。後述しますが、これを否定する必要は無く、気づくことが大事ということをお伝えします。
相手を立てるわけではなく、ただ自分を卑下してしまうマイナス化ですが、自分に対しては自分自身を、他所に対しては身内を下げようとする傾向が出ます。「自分がダメ」という前提に立っているので、どれだけ力を付けても「まだまだダメ」と感じます。成長の原動力になることはありますが「自分がダメだから」成長するのは「ダメな自分を変えるため」、つまりダメな「自分のこと」ばかり考え、他人の事を考える余裕がなくなってしまいます。
客観性とは?
本当の客観性は傲慢さはもちろん、卑屈さとも無縁です。適切に目標と現在地を照らし合わせて「目標に至るまでに自分に必要なことは何か」という外の世界と自分とを相対的に見比べる視点です。座標や基準無しに自虐的になるのはかなり主観的な感性であり、謙遜とは程遠いです。このマイナス化の感性に支配されてしまうと、視界に入るものは全て敵となり、自分の行動は自分の劣等性を確認するものとなります。
思考のクセは外すことができる
大事なことは、考えていることが事実でないことが多く、あくまでこれは思考のクセだということです。頭の中で「ダメだ」「嫌われてしまう」「失敗する」という声が聞こえても、それとは別の結果を自ら作り出す能力は誰にでも備わっています。不安や怖れを感じつつも、「自分は出来る」「自分は大丈夫」という感覚を同時に持つことはできます。どちらの感性も自分にとっては大切なものですが、ネガティブな方ばかりでなく、自分の可能性の種を育むことも出来るのです。そしてどちらを取るかは自由に選べば良いのであり、そうして自分の人生は自分でコントロールできるようになるのです。
あくまでマイナスな思考が自分の全てでは無いということは、知っていてほしいです。