こころのノート

悩みあるある4「マイナス化」ネガティブ思考に支配されないために

ぞうさん
ぞうさん
うさちゃんおはよう!
うさちゃん
うさちゃん
あら、ぞうさん
(出た!ぞうさん、みんなに頼られるポジションをキープしたくて社交的なキャラを演じてる。)
ぞうさん
ぞうさん
聞いたよ、今度映画に出るんだって?
うさちゃん
うさちゃん
うん、情報早いね!
ぞうさん
ぞうさん
主演はキリン君でしょ?
うさちゃん
うさちゃん
そうなのー
(あれだ、キリン君と並ぶなんて役不足って言いたいんでしょ)
ぞうさん
ぞうさん
うさちゃん才能あるからなぁ。どんな映画になるか楽しみだよ!
うさちゃん
うさちゃん
ありがとう!
(・・・私なんかに興味ないくせに)
ぞうさん
ぞうさん
頑張って!応援してるから
うさちゃん
うさちゃん
はーい
(私なんかを応援するわけないのに・・・)

意識は自分に向いている

うさちゃんほどじゃないにせよ、物事をネガティブに捉える傾向は誰にでもあります。後述しますが、これを否定する必要は無く、気づくことが大事ということをお伝えします。
相手を立てるわけではなく、ただ自分を卑下してしまうマイナス化ですが、自分に対しては自分自身を、他所に対しては身内を下げようとする傾向が出ます。「自分がダメ」という前提に立っているので、どれだけ力を付けても「まだまだダメ」と感じます。成長の原動力になることはありますが「自分がダメだから」成長するのは「ダメな自分を変えるため」、つまりダメな「自分のこと」ばかり考え、他人の事を考える余裕がなくなってしまいます。

客観性とは?

本当の客観性は傲慢さはもちろん、卑屈さとも無縁です。適切に目標と現在地を照らし合わせて「目標に至るまでに自分に必要なことは何か」という外の世界と自分とを相対的に見比べる視点です。座標や基準無しに自虐的になるのはかなり主観的な感性であり、謙遜とは程遠いです。このマイナス化の感性に支配されてしまうと、視界に入るものは全て敵となり、自分の行動は自分の劣等性を確認するものとなります。

思考のクセは外すことができる

大事なことは、考えていることが事実でないことが多く、あくまでこれは思考のクセだということです。頭の中で「ダメだ」「嫌われてしまう」「失敗する」という声が聞こえても、それとは別の結果を自ら作り出す能力は誰にでも備わっています。不安や怖れを感じつつも、「自分は出来る」「自分は大丈夫」という感覚を同時に持つことはできます。どちらの感性も自分にとっては大切なものですが、ネガティブな方ばかりでなく、自分の可能性の種を育むことも出来るのです。そしてどちらを取るかは自由に選べば良いのであり、そうして自分の人生は自分でコントロールできるようになるのです。
あくまでマイナスな思考が自分の全てでは無いということは、知っていてほしいです。

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